歌を聴いている

終わらない歌を

ほんの少しだけ

あの頃の気持ちが蘇る



君と僕を繋ぐものは

もうなくて

たったひとつの通信手段にも

手を出せず、躊躇っている



【こんなものが、あるから】



それなら、叩き壊してみようか

そうしたらきっとまた

手段を求めるんだろう

希薄な繋がりを利用して

狂おしいほどに