夏から秋に変わろうとしている
その限られた時期の夜更けの空気の冷たさに
きみと通ったお店が無くなって
様変わりした街の様子に
符合する記憶の欠片が共鳴するよ
 
感情が揺さぶられる、きみを思い出す
きみもそうであると嬉しいんだけど

夢で逢えば いまでもあの頃のままで
でもそれは きっと脳が保持している記憶
願うばかりで もう逢うことも出来ない脳が
見せる 幻影
都合のいいことしか 考えない脳が
都合のいいように 動かしている

いまでも 縛られているなんて 滑稽でしょう?
絶対 口には出さないから
そんなことないって 否定させて

崩れそうになる

夢で逢えれば それだけで いい
ずっとずっと 逢えるなら 永遠に眠っていても
かまわないと そうまで思うよ