この手に掴めるものなど
ひとつもないと思っていた
でもあなたに逢って
愛されて
もしかしたら自分にも
掴めるかもしれないと感じた

小さな星でかまわないから
ほんの少しの瞬きを分けてくれればいい
凍てついた闇の中で
そっと手を伸ばすから