一人の夜は怖い
僕をすくいあげてくれたのは
君だけど、
星のない夜は暗すぎる
風のない日は静かすぎる
一緒にいられるはずなのに
独りの時間が長すぎる
永遠を独りで過ごすには
まだまだ短すぎる
それでもラムネを齧って
平気なふりをしている
いくども大嫌いだ、とつぶやく
そうでないと苦しい
キミを想って、また苦しくなる
一度歩き出したはずなのに
また、心は置き去りにされたまま