殺められたいくらいに愛している
けど、
いっそのこと殺めたいくらいにも
焦がれている
排水口に吸い込まれる水を眺めながら
髪の毛を摘み上げて
ぐるぐると考えている
思考は止められない
どちらを取っても僕は存在出来ないんだ
(だったら誰か息の根を止めて。)