#000
祈りは、叫びにも似ている

#001
キミとの始まりはクリスマス・イブで
どうしても苦しいから
あなたとの始まりを重ねた
それで平気になると、そう思ったんだ

#002
今でも夢で逢うと
こんなにも苦しいのはどうしてなんだろう

#003
忘れられるくらいなら
いっそのこと殺めたいほどに、愛してる
だから憶えていて

#004
何もかも壊してしまいたくなる、
そんなこともあるけど
爪だけを噛んでボロボロにして
そうしていくつもの言葉を葬り去るんだ

#005
どちらにするか散々迷って
道を踏み外していく
いったい何が間違っていたというんだろう

#006
忘れたくないと願うのは、きっと忘れられたくないから。

#007
キミのために生きられないのなら
他の誰かのために生きようと、そう思ったんだ
自分のために生きていくなんて、そんなの無理すぎる

#008
きっかけはいつでも些細なことで
僕を不安定にさせる
あれからもう10年以上も経つのに

#009
”忘れたくない人がいます”
そう言いながらも確実に緩やかに
記憶は薄れていっているのです